ワンハウス

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【獣医師監修!!】犬の爪切りのコツと嫌がる犬への対処法!!

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皆さんは飼っているワンちゃんの爪のお手入れを上手にできていますか?

 

猫のように爪とぎをしない犬には、どのようにお手入れをすればいいのか今回は獣医師監修のもと犬の爪切りをする際のポイントについていろいろ解説していきます。

 

 

目次

  • 犬の爪切りはなぜ必要なのか
  • 【獣医師直伝!】爪の切り方のコツ紹介!!
  • 自分でするのが難しい人は動物病院やサロンへ行こう!
  • まとめ

 

 

 

犬の爪切りはなぜ必要なのか

質問「犬の爪と猫の爪は同じようにお手入れしても大丈夫でしょうか?」

 

まず初めに、犬と猫は爪の構造が違います。猫は爪を研ぐことで古いサヤをとるように、爪がスポッと取れます。だから猫自身が爪とぎをしていれば伸びすぎることはないのでそこまできちんとお手入れをする必要はありません。

 

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その一方で犬の爪は、人間の爪のようにどんどん伸びて行ってしまうので、定期的に爪を切る必要があるのです。散歩の際に爪がよく削れるため、多く歩く犬とそこまで多く歩かない犬によって、爪を切る頻度が変わってくることがあります。

 

しかし、よく歩く犬もすべての爪が均等に削れるわけではないので「うちの犬はよく歩くからつめの手入れは大丈夫」と思わずに、定期的に爪のチェックをしてあげてください。

 

 

質問「犬の爪を切らないと、体にどのような影響をもたらしますか?」

 

犬の爪が伸びたことが原因で、肉球を地面にしっかり接地しづらくなり、それが原因でスムーズに歩けなくなったり、滑って転んだりしてけがをする危険性が増えてしまいます。また伸びた爪が地面に引っ掛かり爪の根元から折れてしまうこともあります。さらには、犬の爪は弧を描くように伸びていくため、徐々に巻いていきそのまま肉球に刺さりけがをするケースもあります。

 

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【獣医師直伝!】犬の爪の切り方とコツ紹介!!

質問「犬にとって適切な詰めの長さはどれくらいですか?」

 

四肢で立った時に、爪が床につかない程度の長さが理想的です。フローリングを歩く際に、カシャカシャなるようであれば、まだ少し長いかもしれません。

 

質問「どのくらいの頻度でお手入れするのがよいでしょうか?」

 

基本的には月に一回ほどでいいと思いますが、上記でもお話ししたように、よく歩く犬とそうでない犬によって伸び方は変わってきます。

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質問「切り方のコツはありますか?」

 

猫の場合は先端の細い部分を切り落とせばよいので一回切れば良いだけですが、犬の爪の場合は根元から先端まで同じ太さの円柱形なので、一回で思い切ってバチっと切るよりも、角をとるように、角度を変えながら少しずつ切ることをおすすめします。

野菜の「面取り」をするようなイメージで行ってもらうと、爪先が丸く仕上がり、爪が当たった時もいたくないのでおすすめです。

 

質問「犬を怖がらせない方法はありますか?」

 

犬を四肢で立たせながら爪切りをしたい場合は、軽く後ろに曲げるようにして持って行うと、爪を切っている様子が犬に見えないため、あまり気にせずにいてくれることが多いです。ただし足を持ちすぎたり、敏感な足先を強く握りすぎたりすると犬が嫌がってしまうことがあるのでやめましょう。

 

2人で行う際には1人にご褒美のおやつを与えてもらったり、軽く体を持ち上げてもらうと、とてもやりやすいです。

 

痛い思いや嫌な思いを一度でもしてしまうと、爪切りを嫌いになってしまい、今後爪切りをするたびに飼い主さんが大変な思いをすることになるので、ワンちゃんに無理をさせずにきちんと丁寧に行いましょう。

 

 

自分でするのが難しい人は動物病院やサロンに行こう!!

自宅でするのが少し難しい人は、トリミングサロンや、動物病院でも犬の爪切りができるので「爪切り程度で病院に行くなんて」と思わずにぜひ一度足を運んでみてください。動物病院での犬の爪切りは何も珍しいことじゃありません。

 

ワンちゃん自身は爪が伸びすぎて歩きづらかったり、走っていて転んでしまったりしても、飼い主さんい直接それを訴えることはできません。爪が伸びすぎる前にいち早く飼い主さんが気づいてあげましょう!!

 

犬の爪切りは犬も飼い主さんもなれてくるとスムーズにできるようになりますが、難しい場合は気軽にトリミングサロンや動物病院にご相談してみてください。

 

 

まとめ

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爪切りだからといって急に切ろうとするのではなく、普段のスキンシップによる愛犬との信頼関係を築き上げながら、足を触られる、爪を切られることに少しずつ慣れさせることが大切です。子犬のころから足を触らせることに慣れさせておくことも大切です。爪切りが苦手な場合は、手軽に使える爪やすりパッドや電動爪やすりなど、便利なアイテムの使用も試みてみてはいかがでしょうか。

 

大切なことは、絶対に無理をしないこと。そして、愛犬に嫌な思いをさせないこと。爪切りが原因で飼い主さんとの信頼関係がなくなってしまうことだけは絶対に避けましょう。そして困ったときには、必ずかかりつけ医の動物病院などに早めに相談してください。

 

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