【獣医師監修】犬はミカンを食べても大丈夫!!与え方の注意点を解説
基本的に犬はミカンを食べても大丈夫な生き物です。ただし、ミカンの皮や薄皮、種やすじは要注意が必要です。この記事では、犬の体格ごとに与えても大丈夫なミカンの量をはじめ、ミカンの与え方について獣医師が詳しく解説していきます。
目次
- 犬がミカンを食べても大丈夫
- 犬に与えてもいいミカンの量
- こんな時は犬にミカンの食べさせてはいけない
- 犬にミカンを与えるときの注意点
- 結論「犬にミカンを与えるときはこれをしろ!!」
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犬がミカンを食べても大丈夫
質問「ミカンを愛犬に与えても大丈夫でしょうか。成分的に問題はないですか?」
ミカンを犬に与えても中毒などを引き起こす心配はなく、特に大きな心配点はありません。人間にとって、ミカンといえばビタミンCがたくさん含まれているため美容にすごくいい食べ物として知られています。しかし、それだけではなく実はほかにも様々な栄養素が含まれており、健康にもいい食べ物とされています。そんなミカンの栄養素の中には犬の健康にもいい効果をもたらしてくれるものもあるのです。
食物繊維の一つで、お腹の調子を整える働きをします。
ビタミンC
廊下の防止や免疫力アップ、コラーゲンの生成などがかかわっています。
ヘスペリジン
抗酸化作用があり、骨関節機能の低下をサポートしてくれます。
犬に与えてもいいミカンの量
質問「犬に与えてもいいミカンの量を教えてください。」
犬にミカンを与える際には、水分量やカロリー、食物繊維の量などから総合的に許容量を考える必要があります。下記に、体格別の一日の許容量を紹介します。
超小型犬(4kg未満)
1日 0.5個
小型犬(10kg以下)
1日 1~1.5個
中型犬(25kg未満)
1日 2~2.5個
大型犬(25kg以上)
1日 3.5個~
上記のミカンの量はおおよその目安であり、実際の体格によって異なります。
ここでいうミカンのはⅯサイズ(約75g、34kcal)のことを指しています。
こんな時は犬にミカンを食べさせてはいけない
質問「どんな時には、犬にミカンを食べさせてはいけないのでしょうか。」
必ず食べさせてはいけないケースはあまりありませんが、いくつか注意しなければならないケースがあります。
消化機能が弱い子犬や老犬
ミカンは水分が多く、犬にとってあまり消化のいい食べ物とは言えません。そのため消化機能の弱い子犬や老犬では、与えすぎに注意したほうがよいでしょう。
またミカン与えたときに、下痢をしてしまったり、ミカンが消化できていない状態で、排便されてしまうときは、与える量を減らしたり、与えるのを控えたりするようにしましょう。
犬にミカンを与えるときの注意点
ミカンの処理の仕方
質問「愛犬にミカンを食べさせるときに注意することはありますか?」
ミカンの実は柔らかいため、犬に丸ごと与えてしまうとよく噛まずにそのまま丸飲みしてしまうケースがあります。特に体格の小さい子犬では窒息してしまうリスクがあるため犬にミカンを与えるときには、細かく刻んだり、絞ったりしてあげるなど、工夫をしてあげてください。
ミカンのここだけは食べさせたらダメ!!
質問「犬にとって食べされない、ミカンの部分はありますか?」
ミカンの皮や薄皮、白いすじ、種は犬の消化にわるいため、必ず取り除いてから犬に食べさせるようにしましょう。また熟成されていない青いミカンには「アルカロイド」という植物毒が含まれているため、犬が食べてしまうと中毒を起こしてしまう危険性があります。そのためミカンを犬に食べさせる場合には、必ず熟したミカンを選択するようにしましょう。
ミカンの加工食品
質問「ミカンの加工食品、缶詰やジュースなどを犬に与えても問題ありませんか?」
人間用のミカンジャムやミカンゼリーといったミカンの加工食品、ミカン缶やミカンジュースなどは砂糖を多く使用しているのどがほとんどなので肥満や偏食を招くかもしれません。そのためこれらのミカンの加工食品は犬には与えないようにしましょう。
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結論「犬にミカンを与えるときはこれをしろ!!」
ミカンには犬の健康にいい効果をもたらす様々な成分が含まれてます。しかし、それとは反対に豊富な水分と食物繊維は犬に消化不良を引き起こす可能性がありますので皮や薄皮、白いすじは取り除き、与えすぎには注意しましょう。また体の小さなワンちゃんに与える場合、丸飲みをしてのどに詰まらせないように、刻んだり、絞るなどして与えることが大事です。
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